南かやべの歴史・縄文遺跡

国宝に指定されている「中空土偶」
国宝に指定されている「中空土偶」

南かやべ地区は、資源豊かな海と山に囲まれ、縄文の人々が生活し、文化を発展させるうえで絶好の自然環境に 恵まれています。そのため、この地域には縄文時代初期から晩期にかけておよそ7千年もの間、縄文文化が栄え発掘された遺跡からは当時の人々の暮らしを物語 る貴重な遺物が出土されています。

南かやべ地区には現在90箇所以上の遺跡があります。発掘調査は昭和38年以来、今日まで継続し、出土遺跡は400万点を超えています。これまでの出土遺物には国宝に指定された「中空土偶」など貴重なものが数多くあります。