私共の漁業協同組合は平成15年4月1日、旧南茅部町内6漁協(木直・尾札部・川汲・安浦・臼尻・大船)の合併により新しく「南かやべ漁業協同組合」として誕生いたしました。

当地域は、海岸線35km、総面積158.4m2、北海道の南端渡島半島の東部に位置しており、古くは1677年の開基以来、300年を越える歴史を通じて、大謀網漁業発祥の地となるほか、我が国初の昆布養殖事業に成功するなど、常に限りない海の恵みとともに、発展を続け「白口浜真昆布」として知られる昆布を生産する道内屈指の地域であります。

天然昆布はその昔、松前藩が朝廷や将軍家に献上したことから「献上昆布」とも呼ばれ、組合員の約9割が生産に従事している重要な漁業であります。

また、昨今では地産・地消の取組が各地で進められ、当漁協では日本一の昆布の里を構築するため、昆布の里戦略本部を設置し、白口浜真昆布のブランド化を取り進め、生産から販売まで総合的な戦略として「直販加工センター事業」に着手、歴史ある食文化の一つとして、地産・地消に努めております。

さらには、組合員の経営安定のため源管理型漁業の確立をめざし鋭意取り組んでおります。

このすばらしい海の恵みを大切に守り育て、後世に長く引き継いでいくことが私達の使命と考えてまいります。

今後も総合漁協としての経営基盤の確立に努めまいりますので、皆様の一層のご指導とご高配を賜りますようお願い申し上げます。

南かやべ漁業協同組合

代表理事組合長 鎌田 光夫